サンエー、本決算は前期に続き増収増益を達成

サンエー(沖縄県)が4月7日に発表した2025年2月期決算(連結2024年3月1日~2025年2月28日)は、営業収益が前期比4.2%増の2,371億5,600万円、営業利益が2.8%増の169億2,300万円、経常利益が3.4%増の174億6,800万円、純利益が7.4%増の114億6,900万円となり、前期に続き増収増益を達成した。
総資産は45億2,100万円増の1,912億2,400万円、純資産は83億9,500万円増の1,545億4,600万円、自己資本比率については2.4ポイント改善して78.7%まで高めた。
小売事業のセグメント業績は、「小売」がワンランクアップ商品、沖縄県産品、PB商品(くらしモア、ローソンセレクト)の販売強化に取り組んだ結果、既存店売上が好調に推移し、営業収益で4.2%増の2,285億3,400万円、セグメント利益で1.3%増の152億4,500万円を達成。
「コンビニエンスストア」では、FC店舗を4店舗開店、3店舗を閉店したが、既存店が好調に推移し、営業収益で4.2%増の86億4,900万円、セグメント利益で19.3%増の16億7,600万円を達成。「小売」「コンビニエンスストア」とも伸長した。
翌連結会計年度は、小売事業は継続して人財力や仕組み力、商品力の向上に取り組み、企業理念の浸透、七大基本の徹底、既存店の活性化、効率化を推進。また、ローソン沖縄は、地域食材を使った商品の共同開発、新商品の提案、売れ筋商品の情報交換を行い、商品力の強化に努めていく。
2026年2月期の連結業績については、営業収益で4.5%増の2,478億7,600万円、営業利益で1.8%増の172億2,700万円、経常利益で1.9%増の177億9,600万円を計画した。