ヤマトとアルフレッサ、運転手にオンライン診療=新会社でサービス提供

ヤマトホールディングスとアルフレッサホールディングスは7日、トラックやバス、タクシーなどの運転手らを対象としたオンライン診療サービスの提供を開始した。運転手が診療を受けやすい環境を整える狙い。両社で設立した新会社「マイメディカ」(横浜市)を通じ、運送事業を手掛ける企業に導入を促していく。
利用者はアプリでオンライン診療を予約し、診療から服薬指導まで一貫して最短10分で受けられる。受診は土日も含め午前7時~午後9時。薬は自宅や職場など好きな場所で受け取ることができ、費用の決済もアプリ上で完結する。
主に、生活習慣病や定期健康診断の再検査で通院できていない人などが対象。自動車運送事業者は、他業種に比べ労働時間が長く、50歳以上の従事者が多い。事故発生を防ぐためにも健康管理が課題となっている。