ジョイフル本田、中間決算は増収増益で回復基調

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ジョイフル本田千葉店

 ジョイフル本田(茨城県)が1月31日に発表した2025年6月期第2四半期決算(非連結2024年6月21日~12月20日)は、売上高が前年同期比2.7%増の650億6,400万円、営業利益が6.5%増の58億8,900万円、経常利益が5.9%増の64億4,600万円となり、前年同期の減益から増益に転じた。

 中間会計期間の「住まい」に関する分野の売上高は2.3%増の364億6,500万円。売上高構成比の高い「資材・プロ用品」は6.2%増の120億5,200万円に伸長。「生活」に関する分野の売上高は3.3%増の285億9,800万円で、195億4,100万円を売上げた「デイリー・日用品」は3.7%増と堅調な伸びをみせた。

 既存店売上高は前年同期比2.4%増で推移し、ジョイホン吉岡店では資材館を中心に集客力がアップ。また、継続的に実施してきた業務効率化によって労働生産性が向上し、生み出された時間を接客時間に充当するなどの施策が奏功し、増収を達成した。

 売上総利益率は0.2ポイント低下して31.8%となったが、売上総利益は4億2,000万円増加。営業収入も1億5,900万円増加し、営業総利益は5億8,000万円増加。販管費は、人件費、水道光熱費が増えて、前年同期に比べて2億1,800万円膨らんだが、営業総利益の増加分が吸収し、3億6,100万円の営業増益をもたらした。

 2025年6月期の業績については、売上高で0.9%増の1,280億円、営業利益で0.3%増の106億円、経常利益で0.5%増の117億円を見込んでいる。

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