PLANT、第1四半期決算は20%超の減益

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 PLANT(福井県)が1月24日に発表した2025年9月期第1四半期決算(非連結2024年9月21日~12月20日)は、売上高が前年同期比1.6%減の235億5,900万円、営業利益が21.5%減の4億3,500万円、経常利益は22.9%減の4億7,000万円となり、前年より20%超の減益となった。

 既存店売上高は前年同期比0.9%増(2億400万円増)で推移したが、前期6月に善通寺店を閉店したことが影響し、全社売上高の減収につながった。

 また、集客力のあるガソリンの価格強化を行って売上・客数の伸びにつなげたが、売上構成比が高まったことから売上総利益率が低下。加えて、気温が高かったことによる秋冬商品の苦戦も売上総利益率低下に追い打ちをかけた。売上高154億300万円のフーズ部門については、価値ある商品開発を強化している惣菜・ベーカリーなどの売上が伸長している。

 第1四半期の売上総利益率は22.6%と0.56ポイント悪化し、売上総利益は2億2,100万円減って53億3,000万円を計上。販管費は1億200万円圧縮して48億9,400万円としたものの、営業利益で1億1,900万円減らすこととなった。

 2025年9月期の業績については、売上高で0.8%減の978億円と減収を見込むも、営業利益で15.1%増の24億5,000万円、経常利益で13.4%増の25億5,000万円、純利益は大きく伸ばして364.9%増の17億円を計画している。

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