Mr Max、第3四半期決算は増収・2ケタ増益

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 ミスターマックス・ホールディングス(福岡県)が1月10日に発表した2025年2月期第3四半期決算(連結2024年3月1日~11月30日)は、営業収益が前年同期比5.0%増の1,018億円、営業利益は17.7%増の29億円、経常利益が20.8%増の28億円となり、営業収益は過去最高を達成し、利益も大幅な伸びとなった。

 第3四半期連結累計期間、商品別売上では、市場の品不足により需要が高まった米の売上が大幅に増加したほか、節約志向の高まりを反映して価格訴求を行った衣類用洗剤、ペットフード、加工食品などが好調に推移。PB商品については、家電メーカーの旧材をミスターマックス専用機種として販売した大型家電製品の売上が大きく伸長。

 また、紙製品や食品などの品揃えを強化したことから、既存店の売上高は前年同期比5.3%増で推移した。

 コスト面については、人件費が賃金の上昇によって増加したが、作業効率の改善によって人時数を前年より削減し、増加を最小限に抑制。キャッシュレス決済手数料の増加などで、販管費は9億400万円増加したが、PB商品の売上高が伸長したことから売上総利益率が0.2ポイント改善して21.9%となり、売上総利益は12億1,500万円増加。営業収入についても1億2,900万円増加し、営業総利益が13億4,400万円増加したことで、営業利益は4億4,000万円底上げした。

 2025年2月期の連結業績については、営業収益で1.9%増の1,320億円、営業利益で9.2%増の33億円、経常利益で10.0%増の32億円、純利益で10.0%減の22億円を見込んでいる。

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