リテールパートナーズ、第3四半期決算は減益も通期は増益の見込み

Pocket

リテールパートナーズロゴ リテールパートナーズ(山口県)が1月14日に発表した2025年2月期第3四半期決算(連結2024年3月1日~11月30日)は、営業収益が前年同期比5.9%増の1,988億円、営業利益が5.9%減の45億円、経常利益は1.4%減の54億円となった。

 スーパーマーケット事業については、2023年5月31日をみなし取得日としてハツトリーを取得し、グループの連結子会社となったことに加え、第3四半期連結累計期間は3店舗を新設。営業収益は5.9%伸長し、1,982億7,500万円と過去最高を更新した。営業利益については47億4,500万円で5.2%減少した。

 一方、商品および原材料価格の高騰に伴う仕入高の増加や物流費の増加などがあったが、電力料については使用量削減などによって上昇を抑制。また、人材への投資として賃金の積極的な引上げを行ったほか、決済手段の多様化やキャッシュレス決済利用率上昇に向けた対応を行い、店舗への積極的な投資を実行した。店舗運営コストの増加に対しては、生産性の向上を図るとともに経費削減を講じ、営業費用の抑制に努めた。

 連結売上総利益は14億5,800万円増の452億2,000万円。営業総利益は、営業収入で7億8,600万円増えたことで、22億4,500万円増加した。一方、販管費は25億3,000万円増加し、営業利益は前年に比べて2億8,500万円減少した。

 2025年2月期の連結業績については、営業収益で3.8%増の2,618億円、営業利益で5.3%増の71億円、経常利益で6.1%増の82億円、純利益で10.2%増の52億円と増収増益を見通した。

関連記事ランキング

関連キーワードの記事を探す

© 2025 by Diamond Retail Media

興味のあるジャンルや業態を選択いただければ
DCSオンライントップページにおすすめの記事が表示されます。

ジャンル
業態