マックスバリュ東海、第3四半期決算は増収増益を維持

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 マックスバリュ東海(静岡県)が1月10日に発表した2025年2月期第3四半期決算(連結2024年3月1日~11月30日)は、営業収益が前年同期比2.9%増の2,801億円、営業利益が2.0%増の88億9,400万円、経常利益が2.4%増の88億9,800万円となり、増収増益を維持した。

 第3四半期連結累計期間の国内事業の全店売上高は3.2%増、既存店売上高は2.0%増と堅調に推移。時間帯に応じた品揃えや鮮度・出来立て商品の訴求といった基本の徹底に注力するとともに、デリカ商品の拡充や、冷凍食品の品揃え拡大に向けた冷凍ケースの入替を41店舗で実施するなど、成長カテゴリー商品の販売強化を進めたことや、食べきり・使い切りに適した小容量商品の品揃え拡充、株式上場20周年を記念したセールやキャンペーンの実施などが奏功し、増収につながった。

 また、電子棚札を183店舗で導入したほか、キャッシュレスセルフレジ導入完了に続き現金セルフレジを49店舗に導入・増設。業務の生産性向上とレジ精算のサービスレベル向上にも取り組んだ。加えて、気象予測データを用いた農産品の自動発注支援システムも活用し、発注精度の向上による在庫量の適正化を進め、より鮮度の高い商品の提供と発注業務の負担軽減についても取り組みを進めた。

 2025年2月期の連結業績については、営業収益で2.8%増の3,770億円、営業利益で1.6%増の137億円、経常利益で0.6%増の136億円、純利益で1.0%増の84億円を見込んでいる。

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