ローソン、茨城県守谷市に書店併設型店舗「TXアベニュー守谷店」をオープン

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LAWSONマチの本屋さん店舗外観イメージ
LAWSONマチの本屋さん店舗外観イメージ(ローソン ニュースリリースより)

 ローソン(東京都)は1月14日、トーハン(東京都)と連携した書店併設型店舗「LAWSONマチの本屋さん」として、「ローソンTXアベニュー守谷店」(茨城県守谷市)をオープンした。茨城県内でこの業態店舗を開設するのは2店舗目となる。

 茨城県初の「LAWSONマチの本屋さん」として2022年10月にオープンした「ローソン日立駅前店」(日立市)では、書籍や雑誌の売上が全国ローソン平均の約12倍に達し、高い支持を得ている。

 今回オープンした「ローソンTXアベニュー守谷店」は、つくばエクスプレス守谷駅高架下に位置し、駅から半径900メートル圏内に書店がない地域特性を踏まえて開設された。通常のコンビニエンスストア商品に加え、雑誌、コミック、文庫本、小説、ビジネス書など約3,000タイトルの本を取り扱う。また、茨城県の観光ガイドブックや、県にゆかりのある作家による絵本を集めたご当地本コーナーも設置しており、地域に密着した品揃えを提供する。

 近年、全国的に書店数は減少傾向にある。公益社団法⼈ 全国出版協会の調査によれば、2023年の全国書店数は10,918店で、2018年比で約2割減少した。また、JPIC(出版文化産業振興財団)の調査では、2024年8月時点で全国の市区町村の27.9%が「書店ゼロ」とされる。このような状況を受け、ローソンは2014年から地域書店とのコラボレーションを通じて書店併設型店舗を展開している。「LAWSONマチの本屋さん」は2021年6月、埼玉県狭山市に1号店が開設され、今回の守谷店で13店舗目となる。また、書店併設店舗全体では30店舗目となる。

 同社は、地域住民の利便性向上を目指し、今後も「LAWSONマチの本屋さん」を含む書店併設型店舗の拡大を推進していくとしている。

■「ローソンTXアベニュー守谷店」概要
オープン日: 2025年1月14日(火)
住所: 茨城県守谷市中央四丁目9番地
売場面積:240.04㎡(約72坪)
書店部分:71.68㎡(約21坪)
営業時間:24時間営業
主な取り扱い商品:弁当、おにぎり、調理パン、デザート、ベーカリー、ファストフード、まちかど厨房、飲料、日用品など
本・雑誌・書籍の取り扱い:雑誌、コミック、絵本、文庫本、小説、ビジネス書、新書など、約3,000タイトル

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