〔決算〕ローソン、24年3~11月期は増収増益=販促キャンペーンが奏功
ローソン(非上場)=2024年3~11月期連結決算は、売上高に当たる営業収益が前年同期比6.8%増の8694億円、事業利益が同10.2%増の829億円、純利益が同14.4%増の524億円だった。いずれも3~11月期として過去最高を更新。主力の国内コンビニ事業は、デリバリーサービスの導入店拡大や、「ハピろー!」などの販促キャンペーンが奏功した。
1日の1店舗当たりの平均売上高は57万3000円と、この期として過去最高を記録。有名ラーメン店など専門店とコラボした「からあげクン」をはじめ、揚げ物の販売が好調だった。おにぎりや弁当など米飯全体の売り上げも約1割増加した。
高級スーパー「成城石井」は、「駅ナカ」の店舗を中心に売り上げが伸びた。
中国は景気減速の影響を受けながらも、商品のリニューアルやコストコントロールの徹底により事業利益が前年を上回った。