サンエー、第3四半期決算は増収増益で堅調に進捗

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　サンエー（沖縄県）が1月8日に発表した2025年2月期第3四半期決算（連結2024年3月1日～11月30日）は、営業収益が前年同期比4.5％増の1,766億円、営業利益が5.6％増の125億円、経常利益が6.0％増の128億円となり、営業収益・利益とも堅調な伸びとなった。

　個人消費や入域観光客数が前年同期を上回って推移する一方、人手不足や物価上昇、金融資本市場の変動などで不透明な経営環境を余儀なくされているが、経営方針を「丁寧な仕事」とし、人財力や組織力、商品力の向上に取り組み、企業理念の浸透、基本の徹底、既存店の活性化、効率化などを通して、顧客満足度の向上に努めた。

　売上総利益は22億8,100万円増の516億9,100万円、営業収入が8億4,400万円増えたことで、営業総利益は31億2,500万円増加。販管費は24億6,300万円増えたが、営業総利益の増加分がこれを吸収し、営業利益を前年に比べて6億6,200万円増やすことにつなげた。

　2025年の連結業績については、営業収益で3.8％増の2,361億2,000万円、営業利益で1.3％増の166億7,000万円、経常利益で0.9％増の170億4,300万円、当期純利益で4.7％増の111億8,500万円を見通した。