コメリ災害対策センターと埼玉県秩父市で「災害時の物資供給協定」を締結

コメリ(新潟県)は、「NPO法人コメリ災害対策センター」と埼玉県秩父市(ちちぶし)が「災害時における物資供給に関する協定」を1月15日に締結することを発表した。
同社は、創業の地である新潟県中越地震などの大規模災害を受け、全国の物流ネットワークを活用し、災害時に必要な物資を安定的に供給する基盤として2005年9月に「NPO法人コメリ災害対策センター」を設立した。
沖縄県を除く46都道府県と各市町村や指定公共機関などと協定を締結しており、秩父市との締結により計1,125件目、埼玉県内では33件目となる。
活動内容は、災害発生に伴う締結先等への必要物資の供給、広報誌サポートやホームページでの災害対策関連情報の提供、防災啓発活動および防災訓練への参加となっている。
【協定の概要】
●協定名 :災害時における物資供給に関する協定
●想定災害:災害対策基本法に定める地震、風水害その他の災害を想定
●協定内容:①平常時
・相互の連絡体制及び物資の供給等についての情報交換
・防災訓練など、住民の防災意識の啓発のための事業等
②災害時
秩父市は、NPO法人コメリ災害対策センターに以下の物資の供給及び運搬を
要請する。
(有償)ブルーシート・ロープ・軍手・土のう袋・毛布・使い捨て食器・
ポリ袋・飲料水・ポリタンク・大型石油ストーブ・投光器・懐中電灯・
乾電池・救急ミニトイレ等その他、自治体が必要と認め、NPO法人コメリ災害
対策センターの調達が可能な物資