ファーストリテ、純利益2割増=国内ユニクロ好調―9~11月期

時事通信社
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「ユニクロ」の店舗
〔写真説明〕カジュアル衣料品チェーン「ユニクロ」の店舗=2024年11月、東京都内(AFP時事)

 カジュアル衣料品チェーン「ユニクロ」を展開するファーストリテイリングが9日発表した2024年9~11月期連結決算(国際会計基準)は、純利益が前年同期比22.4%増の1319億円となり、9~11月期として過去最高を更新した。国内ユニクロ事業の販売が好調だったほか、東南アジアや北米、欧州事業も拡大し、大幅増益となった。

 売上高に当たる売上収益は10.4%増の8951億円、本業のもうけを示す営業利益は7.4%増の1575億円。いずれも過去最高だった。 

 国内ユニクロは、気温が高かった9月に夏物在庫を確保していたことで販売を大きく伸ばした。海外は中国大陸事業で苦戦したが、東南アジアや欧米などは増収増益だった。

 ジーユー事業は大幅減益。立て直しに向け、商品開発などの強化に取り組む方針だ。

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