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万代、ネット宅配サービス対応店舗を拡大 子育て層の需要に対応し、保育園との取り組みも

万代のネット宅配
(万代 ニュースリリースより)

 大阪を地盤に近畿圏(兵庫、奈良、京都、三重、和歌山)に食品スーパー(SM)を展開する万代(大阪府)は、ネット宅配サービスの対応店舗を拡大している。同サービスは2021年にスタートし、2024年11月現在で37店舗が対応しており、2025年2月末までに41店舗への展開を目指している。

 万代のネット宅配サービスは、月会費制で配送料が何度でも無料となる「使い放題」のプランが特徴で、会員はスマートフォンやパソコンを通じて24時間いつでも注文できる。朝9時までの注文で当日の夕方5時までに配達され、忙しい家庭や個人にとって便利なサービスとなっている。また、専用ロッカーや置き配のオプションも提供されている。

 冷凍商品や米など重い商品にも対応しており、特にファミリー層からの利用が増加している。2023年からは法人契約を開始し、保育園やデイサービスなど33施設と契約している。

 保育園との取り組みでは、園で使用する食材や日用品に加え、従業員や保護者の注文もまとめて配達する。これにより、保護者は子どもを迎えに行く際に商品を受け取ることができ、買い物時間の短縮が可能となる。現在、13カ所の保育園と契約しており、今後も契約施設の拡大を目指している。