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コープさっぽろ 納品リードタイムを延長する実証実験を開始、物流効率向上へ

北海道ロジサービス
北海道ロジサービス(コープさっぽろ ニュースリリースより)

 生活協同組合コープさっぽろ(北海道)と関連会社である北海道ロジサービス(北海道)は、流通業向けITソリューションを提供するシノプス(大阪府)と連携し、需要予測型自動発注サービス「sinops-CLOUD」を活用した販促商品のリードタイム延長と発注業務DXの実証実験を開始した。

 この実証実験では、人口減少や「2024年問題」、新商品や販促商品の販売予測の難しさから生じる過剰在庫や不足分の追加発注といった物流課題に対応するため、納品リードタイムを通常の3~7日から2週間に延長。さらに、「sinops-CLOUD」の需要予測データを活用し、納品リードタイムを延長した場合に懸念される小売店舗での欠品や過剰在庫を極小化する。

 これにより、物流の効率化を図るほか、曜日ごとにバラつきがある発注量を平準化することで、トラック配車の効率化に関する実証実験も実施する予定だという。