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〔年頭所感〕石井伊藤忠商事社長:変化を商機に

伊藤忠商事のロゴ
〔写真説明〕伊藤忠商事のロゴ(時事通信社)

 石井敬太伊藤忠商事社長=足元では米国の金融引き締めが終わりを迎えつつあり、国内では日銀がマイナス金利解除のタイミングを模索している。デフレやゼロ金利に慣れきったわれわれは、「金利のある世界」の意識を持つ必要がある。今年は選挙イヤー。特に米大統領選の結果次第で、中国との関係や中東への関与、脱炭素への取り組み姿勢など、世界の方向性が大きく変わる可能性がある。このような時代に、変化を商機とみて機敏に対応していく。現場主義を徹底して8000億円を超える収益ステージに挑戦し、非財務面の強化も継続する。日本で一番いい会社になるべく、企業価値向上を実現していく。