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10月主要HC売上高動向 猛暑が続き秋・冬商材が苦戦も、PRO業態は堅調に推移

ビバホーム内観
全国的に平年にない暑さが続き、秋・冬物の商戦が出遅れて、苦戦を強いられた

 主要ホームセンター(HC)11社の10月の月次業績が出揃った。全国的に平年にない暑さが続き、秋・冬物の商戦が出遅れて、苦戦を強いられた。また、土曜日が前年より1日少なかった影響もあり、既存店ベースの売上高で全社が前年同月比を下回った。

 コーナン商事によると、暖房用品やこたつ布団、秋冬ラグなど季節商品を中心に苦戦したが、紙類、液体洗剤、ラップ及びごみ袋などの日用消耗品は値下げ効果もあり、好調だったとしている。また、PRO向け商材やペット用品は、引き続き好調に推移している。

 PRO業態が5.9%増と、唯一業態別でプラスだったコメリは、野菜苗や家庭菜園資材、除草剤・大袋肥料・刈払機等や、連結釘・セメント・断熱材・石こうボード等のプロ向け資材が堅調に推移した。

主要HC10月の売上増減(%)

社名/業態 既存店 全店
売上高 客数 客単価 売上高
コメリグループ計 ▲ 3.9 ▲ 5.7 1.8 ▲ 3.1
PW ▲ 3.2 ▲ 4.5 1.4 ▲ 2.4
PRO 5.9 1.1 4.8 17.8
H&G ▲ 4.4 ▲ 6.1 1.8 ▲ 3.6
DCMホールディングス ▲ 5.0 ▲ 7.7 3 ▲ 4.8
コーナン商事(連結) ▲ 0.7 ▲ 4.2 3.6 8.4
アークランズ(専門店含む) ▲ 2.9 ▲ 5.8 3.1 ▲ 3.5
ナフコ ▲ 11.1 ▲ 10.8 ▲ 0.4 ▲ 11.0
アレンザホールディングス ▲ 4.1 ▲ 5.8 1.9 ▲ 3.1
内HC事業 ▲ 3.8 ▲ 5.4 1.7 ▲ 3.5
ジョイフル本田 ▲ 3.5 ▲ 6.1 2.8 ▲ 0.1
ケーヨー ▲ 4.3 ▲ 6.9 2.8 ▲ 4.1
ジュンテンドー(HC店舗) ▲ 1.4 ▲ 4.2 3 ▲ 0.8
ハンズマン ▲ 4.1 ▲ 6.2 2.3 16.2
イオン九州(HC業態) ▲ 5.2 ▲ 5.4