コメリ、24年3月期は41店舗の新規出店で増収増益を見込む

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コメリパワー
2023年3月期決算は、売上高に相当する営業収益が前年同期比で0.9%増の3794億円、営業利益が同6.4%減の260億円の増収減益となった。

 コメリの2023年3月期決算は、売上高に相当する営業収益が前年同期比で0.9%増の3794億円、営業利益が同6.4%減の260億円の増収減益となった。

 部門別では、リフォーム資材・エクステリアが、簡易取付・施工等のサービスの売上が堅調に推移し、3.1%増の571億だった。また園芸・農業・ペット用品が、価格が高騰した肥料やPB商品が堅調に推移したことや、ペットフード、衛生用品等が堅調に推移したことから、売上高が5.4%増の1130億円となった。

 期中に、コメリパワー(以下、パワー)を10店舗、コメリPRO(以下、PRO)を3店舗、コメリハード&グリーン(以下、ハード&グリーン)を8店舗、計21店舗出店。期末の国内店舗数は、パワー94店舗、ハード&グリーン1103店舗、PRO12店舗、アテーナ5店舗の合計で1214店舗となった。

 PB商品の売上高構成比率は、前年同期比1.4%増の46.7%にまで高めている。

 20年3月から取り組んでいる農業協同組合(以下、JA)との協業では、23年1月より新たに三重県のJA伊勢との協業を開始し、23年3月末時点で4つのJAと協業を行っており、JAの商品をコメリの25店舗にて販売している。

 24年3月期は、パワーを7店舗、PROを2店舗、ハード&グリーンを32店舗の計41店舗の新規出店を、約10万坪規模で既存店改装を計画している。通期予想では、営業収益は3860億円(前年同期比1.7%増)、営業利益は270億円(同3.6%増)、経常利益は271億円(同5.0%増)、当期純利益は173億円(同1.2%増)を見込んでいる。

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