ユニクロ売上高、3月は11.9%増 春夏商品が好調

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気温が高く推移したことに加え、外出需要が高まったことで、春夏商品の販売が好調だった。

 ファーストリテイリングが発表した国内ユニクロ事業の3月の売上高(Eコマースを含む)は、既存店ベースで前年同月比11.9%増だった。2月の大幅な伸び(21.3%増)には及ばなかったが、4カ月連続で前年実績を上回った。

 気温が高く推移したことに加え、外出需要が高まったことで、春夏商品の販売が好調だった。客単価は11.0%増で13カ月連続のプラス、客数は0.8%増で2カ月連続のプラスとなった。

 他のカジュアル衣料大手の3月の既存店売上高は、ワークマンが4.2%増で3カ月ぶりのプラス、しまむらの「ファッションセンターしまむら」業態が7.1%増で6カ月連続のプラス、アダストリアが11.1%増で13カ月連続のプラスだった。

 ワークマンは春夏衣料が好調だったほか、新商品や新色を展開したアスレシューズやアウトドアシューズが売上に貢献した。しまむらは初夏物のアウター衣料のほか、外出需要の高まりで婦人アウター衣料やバッグ、帽子が売上を伸ばした。アダストリアは、入学・入園向け商品の需要が続いたことに加え、3月29日から始めた20%ポイント還元セールも売上に寄与した。

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