広島市の商業施設「ラクア緑井」が3月17日全面開業、フジ・リテイリング

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　フジ・リテイリング（愛媛県松山市）が運営する商業施設「ラクア緑井」（広島市安佐南区）が3月17日、全面オープンする。2022年8月の開業後、テナントが段階的に営業を始めていたが、アルペンのアウトドア用品専門店「Alpen Outdoors（アルペンアウトドアーズ）」など新たに6店がオープンし、計60店のテナントが揃う。

　ラクア緑井は、既存の商業施設「フジグラン緑井」に隣接しており、店舗面積は1万5440㎡。1階に加工食品の「北野エース」、青果の「九州屋」、精肉の「ニュー・クイック」、鮮魚の「魚喜」などの専門店で構成される食品売場や、ドラッグストア「マツモトキヨシ」など、2階に靴専門店「ABCマート」のほか服飾・雑貨専門店、3階に書籍の「TSUTAYA BOOKSTORE」などが出店している。

　今回新たにオープンするのは、240ブランド・5万点以上の商品を取り揃えるアルペンアウトドアーズのほか、眼鏡専門店「Zoff」、カフェ「スターバックスコーヒー」、回転ずしの「くら寿司」など。

　ラクア緑井の総投資額は約10億9000万円で、年商は約60億円を見込む。隣接するフジグラン緑井では3月11日、食品館がリニューアルオープンする。