ユニクロ売上高、2月は21.3%の大幅増 気温上昇で春物好調

ダイヤモンド・リテイルメディア デジタル推進室
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月後半から気温が高く推移したことで、春物商品が好調に推移した。

 ファーストリテイリングが発表した国内ユニクロ事業の2月の売上高(Eコマースを含む)は、既存店ベースで前年同月比21.3%増と大幅なプラスとなった。月後半から気温が高く推移したことで、春物商品が好調に推移した。

 客単価が16.8%増と引き続き大きく伸びた。客単価がプラスとなるのは12カ月連続。客数は3.9%増で2カ月ぶりのプラスとなった。

 他のカジュアル衣料大手の2月の既存店売上高は、ワークマンが1.5%減、しまむらの「ファッションセンターしまむら」業態が12.2%増、アダストリアが24.8%増だった。靴専門店のエービーシー・マートも39.8%増と好調だった。

 ワークマンは発売から1年を迎えたキャンプ用品が、前年の特需の反動で伸び悩んだ。しまむらは中旬までの冷え込みで冬物が好調だったことに加え、下旬からの気温上昇で春物も伸びた。アダストリアは行動制限があった前年からの反動増のほか、新生活に向けた春物需要が伸びた。エービーシー・マートでは、降雪の影響でブーツが好調、インバウンド需要も回復してきた。

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