1月の訪日客数150万人に迫る コロナ前の半分強の水準

ダイヤモンド・リテイルメディア デジタル推進室
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訪日観光客(インバウンド客) イメージ 
コロナ前の2019年1月との比較では、55.7%の水準にまで回復した。(i-stock/hxyume)

 日本政府観光局(JNTO)が発表した1月の訪日外国人客数は149万7300人で、前月に比べて12万7000人余り増えた。コロナ前の2019年1月との比較では、55.7%の水準にまで回復した。

 春節(旧正月)の影響もあって韓国や台湾、香港からの訪日が増え、東アジアからの訪日客数が100万人を超えた。コロナ感染が増えた中国からの入国に関しては日本が水際対策を強化していることもあり、訪日客は19年1月比で95.9%減の3万1200人に留まった。

 国・地域別では、韓国からの訪日客数が最も多く56万5200人(19年1月比27.5%減)、次いで台湾25万9300人(同33.1%減)、香港15万1900人(同1.6%減)の順だった。シンガポール(2万6700人、同17.7%増)やベトナム(5万1500人、45.6%増)はコロナ前の水準を上回った。

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