バーガーキング親会社CEO、36歳コブザCOOが昇格=3月1日付

時事通信社
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ハンバーガーチェーン「バーガーキング」を展開するカナダのファストフードチェーン運営大手レストラン・ブランズ・インターナショナル(RBI)は15日までに、ジョシュア・コブザ最高執行責任者(COO)(36)が最高経営責任者(CEO)に昇格すると発表した。(i-stock/ilbusca)

 【ニューヨーク時事】ハンバーガーチェーン「バーガーキング」を展開するカナダのファストフードチェーン運営大手レストラン・ブランズ・インターナショナル(RBI)は15日までに、ジョシュア・コブザ最高執行責任者(COO)(36)が最高経営責任者(CEO)に昇格すると発表した。就任は3月1日付。

 RBI傘下ブランドの店舗数は100カ国超で2万9000を上回っており、30代のCEOが大企業経営のかじ取りを担う。

 コブザ氏は2013年から18年まで最高財務責任者(CFO)、18~19年に最高技術責任者(CTO)と最高開発責任者(CDO)を歴任し、19年からCOOを務めている。ホセ・シル現CEOは退任後1年間、顧問として在籍する。

 米紙ウォール・ストリート・ジャーナルが調査会社クライスト・コールダー・アソシエーツの情報として伝えたところによると、コブザ氏はS&P500社とフォーチュン500社のどのCEOよりも年少となる。バーガーキングは長期間、売上高では米国でマクドナルドに次いで2位だったが、2020年にウェンディーズに抜かれている。

 RBIの傘下には、カフェチェーン「ティムホートンズ」、フライドチキンチェーン「ポパイズ・ルイジアナ・キッチン」などもある。コブザ氏は14年のティムホートンズ、17年のポパイズのそれぞれ買収で極めて重要な役割を果たしたという。

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