ミスターマックス、3〜11月期の営業利益は2.4%増 値下げで支持集める

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 総合ディスカウントストアのミスターマックスホールディングス(HD)が発表した2022年3〜11月期の連結業績は、営業収益が前年同期比2.0%増の945億円、営業利益が2.4%増の34億円と増収増益だった。

 新規出店はなく、1店を閉鎖したことから店舗数は1店純減の57店となったが、既存店売上高が1.5%増加した。物価高騰が続く中、プライベートブランド(PB)商品1000品目の価格凍結、ナショナルブランド商品2000品目の値下げなどが消費者の支持を集めた。節電意識の高まりから、冷蔵庫や洗濯機、エアコンなどの買い替え需要で家電も好調に推移した。

 電気料金の高騰や店舗の改装で経費が増加したが、PB商品が好調だったことなどから粗利益率が0.2ポイント改善し、増益を確保した。

 23年2月期の連結業績は、営業収益が2.4%増の1278億円、営業利益が11.4%増の50億円を見込んでいる。通期業績予想は従来から変わらない。

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