居酒屋や新聞店が商品配達=空き時間で副業―アマゾン

時事通信社
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アマゾンジャパンのロゴマーク看板
〔写真説明〕アマゾンジャパンのロゴマーク看板=千葉県市川市(時事通信社)

 インターネット通販大手アマゾンジャパン(東京)は19日、地域の居酒屋や新聞販売店などがアマゾンの商品を配達する新たな取り組みを始めたと発表した。配送需要の拡大に対応するとともに、店舗側も空き時間を使って副収入を得られるメリットがある。

 対象地域は東京、千葉、埼玉、神奈川、大阪、京都、兵庫、愛知、福岡の9都府県で、今後全国への拡大も検討する。

 店舗側が事前に指定した空き時間のある日に、配達用の荷物がまとめて届く。荷物は徒歩や自転車で運べる大きさ、重さで、配達先は店舗から最大2キロメートル圏内に限定。報酬は配達した荷物の数に応じて支払われ、配送のついでに本業の案内をすることも可能だ。

 配達先の不在などでその日のうちに届けられなかった荷物はアマゾンが回収して配送する。配達業者はアマゾンが効率性などを踏まえて決定し、商品購入者は選べない。

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