米ウォルマート、対話アプリで買物の新サービスを実用化 テキストを送るだけ

ダイヤモンド・リテイルメディア デジタル推進室
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米ウォルマートの対話アプリ
対話アプリでテキストメッセージを送るだけで商品を注文できる

 米ウォルマート(Walmart)は、スマートフォンの対話アプリでテキストメッセージを送るだけで商品を注文できるサービス「テキスト・トゥ・ショップ(Text to Shop)」を実用化した。

 iOS版とAndroid版の専用アプリをスマホにダウンロードし、「ミルク」「おむつ」「乾電池」などと入力して送信すると、候補商品の画像と価格が表示される。欲しい商品があればタップし、買物カートに追加する。

 テキスト・トゥ・ショップは、ウォルマートの会員アカウントと連携しており、アカウントに登録した支払方法で決済する。購入した商品は、宅配またはウォルマートの店頭で受け取る。「再注文」と入力すると、よく注文している商品の一覧が表示され、必要な商品をカートに追加するが可能だ。

 テキスト・トゥ・ショップのベータ版は2021年3月にリリースされ、一部地域で実証実験を行ってきた。サービスの実用化については、ウォルマートのスタートアップ支援部門「ストアナンバーエイト(Store No.8)」の会話型コマース担当バイスプレジデント、ドミニク・エシグ氏が12月14日に公式ブログで明らかにした。

 テキスト・トゥ・ショップは、ウォルマートのテクノロジー部門「グローバルテック(Global Tech)」とストアナンバーエイトが共同で開発した。

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