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主要HC 11月業績 季節商材が伸び悩み業績は苦戦

マスクをした人々が都内の横断歩道を渡る様子
主要ホームセンター(HC)の11月の業績は、全国的に気温が平年より高く季節商材の販売が苦戦し、既存店ベースで売上が伸び悩んだ。(i-stock/krblokhin)

 主要ホームセンター(HC)の11月の業績は、全国的に気温が平年より高く季節商材の販売が苦戦し、既存店ベースで売上が伸び悩んだ。客足が前年比でマイナス、客単価がプラスの状況も続いている。客単価の上昇は、商品の値上げによる影響もありそうだ。

 コーナン商事によると、11月度は平年よりも気温が高く、肥料や刈払機など園芸用品が好調に推移した一方、電気暖房やこたつ布団、作業防寒といった季節商材は苦戦したとしている。またコメリは、リフォーム関連資材や、野菜苗、マルチ、肥料等が堅調に推移しているが、暖房用品・防寒衣料等、冬物季節商品の販売が苦戦。一方、プロ向けの商品が引き続き好調に推移し、充電式ハンディチェーンソー等、プライベートブランドの新商品の販売も好調に推移しているとしている。

社名/業態 既存店 全店
売上高 客数 客単価 売上高
コメリ ▲ 1.7 ▲ 6.9 5.5 ▲ 0.4
PW ▲ 0.8 ▲ 5.6 5.1 2.3
PRO 9.3 1.0 8.3 48.7
H&G ▲ 2.3 ▲ 7.3 5.5 ▲ 2.2
DCMHD ▲ 3.8 ▲ 9.2 6 ▲ 2.9
コーナン商事※ ▲ 1.1 ▲ 7.2 6.6 1.5
ジョイフル本田 0.7 ▲ 4.4 5.4 1.4
ナフコ ▲ 3.9 ▲ 7.2 3.5 ▲ 3.1
ホームセンタームサシ等 ▲ 5.6 ▲ 9.8 4.7
ビバホーム等 ▲ 4.9 ▲ 11.3 7.3
ケーヨー ▲ 7.9 ▲ 11.9 4.6 ▲ 8.9
ハンズマン 3.1 ▲ 2.0 5.3 3.1
アレンザホールディングス ▲ 1.0 ▲ 4.6 3.8 2.4
内HC事業 ▲ 1.0 ▲ 4.6 3.8 2.6
ジュンテンドー(HC店舗) ▲ 1.9 ▲ 5.1 3.4 ▲ 1.0
イオン九州(HC業態) 0.6 3.6

※コーナン商事の数値は速報値