【外食売上高】1月は1.4%増、暖冬傾向で客足堅調

2019/02/26 14:00
Pocket

景気は緩やかに回復
前年のような大雪の影響がなく、暖冬傾向で天候にも恵まれたため多くの業態で客足が堅調に推移。 写真はロイター

 

 日本フードサービス協会が発表した1月の外食売上高(全店ベース)は、前年同月比1.4%増と29カ月連続で前年実績を上回った。

 

 前年のような大雪の影響がなく、暖冬傾向で天候にも恵まれたため多くの業態で客足が堅調に推移した。客数は0.6%増、客単価は0.8%増だった。

 

 主な業態別では、ファーストフードが1.7%増。「持ち帰り米飯/回転寿司」は店舗数減少の影響で0.8%減だったが、「洋風」「和風」「麺類」が堅調だった。

 

 ファミリーレストランは、「洋風」「和風」が客数の減少で売上高が前年割れとなったものの、「中華」「焼肉」が好調で全体では0.8%増だった。

 

 サッカーのアジア・カップ観戦需要が追い風となったパブ/居酒屋は1.9%増と2カ月ぶりのプラス、客単価が上昇した喫茶も2ヵ月ぶりに前年実績を上回った。ディナーレストランは1.7%増だった。

 

© 2024 by Diamond Retail Media

興味のあるジャンルや業態を選択いただければ
DCSオンライントップページにおすすめの記事が表示されます。

ジャンル
業態