イオンは3月1日付けで役員人事を実施する。
イオンでは現状2人の代表執行役を4人に増やす。3月1日付けで取締役兼代表執行役副社長の森美樹氏(68歳)が退任し相談役となる一方、執行役ディベロッパー事業担当(イオンモール社長)の吉田昭夫氏(58歳)、同GMS事業担当(イオンリテール社長)の岡崎双一氏(60歳)、同SM事業担当(ユナイテッド・スーパーマーケット・ホールディングス社長)の藤田元宏氏(63歳)の3人が新たに代表執行役副社長となる。吉田氏はデジタル事業担当、岡崎氏は国際事業担当を兼務する。
また、イオンベトナム社長の西峠泰男氏(51歳)がイオンの執行役に就任し、アセアン事業を担当する。
岡崎氏は3月1日にイオンリテールの社長を退任して代表権のない会長となり、後任には取締役執行役員副社長営業担当の井出武美氏(56歳)が就く。
デジタルシフト、アジアシフト、リージョナルシフトを進めるグループ戦略と事業展開の整合性を図りながら、さらなる強固な経営体制を構築し、より迅速かつ効率的な事業運営による企業価値向上を目的として、同社役員がイオン株式会社の代表執行役副社長を兼務する。
代表執行役社長グループCEO(最高経営責任者)の岡田元也氏(67歳)を含む代表執行役4人体制で、中期経営計画に掲げた「デジタルシフト」「アジアシフト」「リージョナルシフト」を加速する。
兼務する役員は以下の通り(カッコ内は現職)。
<役員人事>
▽吉田 昭夫/イオンモール株式会社 代表取締役社長 兼 イオン株式会社 代表執行役副社長 ディベロッパー事業担当兼デジタル事業担当(イオンモール株式会社 代表取締役社長 兼 イオン株式会社 執行役 ディベロッパー事業担当)
※2月19日開催予定の取締役会決議を経て就任予定。
※内容を追加しました