【欧州産ワイン】セブン&アイがPB値下げ、イオンはグループ全体で最大330品目

2019/01/26 08:00
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EPAが発効するとEUから輸入するワインの関税は即時撤廃される。写真はロイター

 

 2月1日に日本と欧州連合(EU)の経済連携協定(EPA)が発効することを受け、小売業各社で欧州産ワインを値下げする動きが広がっている。

 

 セブン&アイ・ホールディングスは、プライベートブランド「セブンプレミアム」の欧州産ワイン3品目を2月1日から値下げする。対象は「セブンプレミアム ボルドー メゾンデュアール」(750ミリリットル)などで、498円(税別)〜880円の価格を458円〜798円に引き下げる。対象商品は「セブン-イレブン」や「イトーヨーカドー」、「ヨークベニマル」などグループの約2万700店舗で取り扱っている。そのほか、グループ各社で取り扱う一部の欧州産ワインについても値下げを行う。

 

 一方、子会社のイオンリテールが1月18日から期間限定で欧州産ワインの値下げを実施しているイオンは、2月1日から値下げ店舗を「イオン」や「マックスバリュ」などグループの約3000店舗に広げる。最大330品目を平均で約1割値下げする。

 

 また、ワイン専門店のエノテカも3月1日から欧州産ワイン61品目の価格を2.8〜18.6%引き下げる。

 

 EPAが発効するとEUから輸入するワインの関税は即時撤廃される。

 

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