スタバ10─12月期は売上高と利益予想上回る、季節商品好調

2019/01/25 09:58
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1月24日、米コーヒーチェーン大手のスターバックスの第1・四半期の世界既存店売上高は前年同期比4%増と、市場予想の2.8%増を上回った。ロサンゼルスで昨年10月撮影(2019年 ロイター/MIKE BLAKE)

 

[24日 ロイター] – 米コーヒーチェーン大手のスターバックス(スタバ)の第1・四半期(12月30日まで)決算は、売上高と利益が市場予想を上回った。積極的な販促や人気の高いホリデーシーズン向けドリンクが集客につながった。

 

決算を受け、引け後の時間外取引でスタバの株価は約4%上昇した。

 

世界既存店売上高は前年同期比4%増と、リフィニティブによるIBES業績予想の2.8%増を上回った。同社はホリデー時期向けドリンクを中心に販促を展開。また、中国では売上高押し上げを狙い宅配サービス業者と提携した。

 

主力市場の米州の売上高は過去最高の46億ドルに達し、2番目に大きい市場である中国の売上高は予想を上回った。

 

全体の純売上高は9.2%増の66億3000万ドルで、予想の64億9000万ドルを上回った。

 

同社帰属の純利益は7億6060万ドルと、前年同期の22億5000万ドルから減少。前年は買収や一部事業の売却による約18億ドルの一時利益を計上していた。

 

特別項目を除く1株利益は0.68ドルと、予想を0.03ドル上回った。

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