山形市の高橋畜産食肉(以下、高橋畜産)は、直営食品スーパー「moh’z(モーズ)」の屋根に太陽光発電設備を設置、電気代削減効果の一部を教育支援として地元に寄付する活動を始めた。寄付金の額は年間で4万5000円程度、20年間で90万円程度を見込んでおり、高校横断で人工知能(AI)を学ぶ「やまがたAI部」の活動を支援する。
ヤマガタデザイン(山形県鶴岡市)とオンサイトPPA(電力購入契約)を結び、ヤマガタデザインがモーズの屋根に発電設備を設置した。高橋畜産は、屋根で発電した電気を購入、モーズで使用する電力の27%を賄う。
9月15日から発電、受電を開始しており、電気代の削減効果は年間で約117万円を見込む。高橋畜産は電気代の1%を教育支援として地元に還元する。