【訪日外国人客】初の3000万人突破、11月は3.1%増の245万人

2018/12/20 17:10
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2003年にビジット・ジャパン・キャンペーンを開始して以来、リーマンショック後などの一時期を除いて訪日外国人客数は順調に伸びている。

 

 日本政府観光局は12月19日、2018年の訪日外国人客数が18日までの累計で3001万人となり、年間で初めて3000万人を超えたと発表した。2003年にビジット・ジャパン・キャンペーンを開始して以来、リーマンショック後などの一時期を除いて訪日外国人客数は順調に伸びており、とくに2013年に年間1000万人を超えてからは伸び率が高まっている。18年は地震や豪雨など自然災害が相次いだが、年間累計では過去最高を更新した。


 同日発表した11月の訪日外国人客数は前年同月比3.1%増の245万800人で、11月としては過去最高を記録した。国・地域別では韓国、台湾、香港からの客数は夏から秋にかけての一連の災害の影響による旅行控えもあって前年実績を下回ったが、欧米が好調な伸びを示した。中国も8.8%増の61万7300人と堅調だった。


 日本政府は20年に訪日外国人客数4000万人達成の目標を掲げている。

 

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