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【千趣会】希望退職に212人が応募、約12億円の特損計上

 カタログ通販大手の千趣会は12月14日、45歳以上の正社員・契約社員を対象に募集した希望退職に212人が応募したと発表した。応募者は12月末付けで退職、千趣会は2018年12月期決算で希望退職に伴う費用約12億円を特別損失として計上する。


 同社は10月26日、業績立て直しのための事業構造改革の一環として280人の希望退職を募集すると発表していた。


 千趣会は業績不振が続いており、18年12月期決算は連結営業損益が60億〜70億円の赤字(前期は42億円の赤字)となる見通し。業績不振の責任を取って、星野裕幸社長(当時)を含む4人の取締役が10月31日付けで退任した。