【スターバックス】「LINE Pay」を順次導入、業務提携の一環

2018/12/07 17:00

　スターバックスコーヒージャパンは、対話アプリ大手LINEが提供するQRコード決済サービス「LINE Pay」を2018年中に一部店舗から順次導入する。

　米スターバックス・コーポレーションは11月にLINEと提携すると発表していた。日本法人であるスターバックスコーヒージャパンが、デジタル領域におけるイノベーションの加速化を目的にLINEと包括的な業務提携を結んだ。提携の具体的な内容については19年春に公表する予定だが、それに先だってLINE Payを導入することを決めた。

　スターバックスの会員優待プログラム「スターバックスリワード」は、日本国内での会員数が250万人以上となっている。一方。LINEの月間利用者は7800万人を超えており、両社のサービスを融合することで顧客に新たな価値を提供する。

　スターバックスは日本で1392店舗（9月末現在、ライセンス店舗を含む）を展開しているが、今後3年間、年間100店舗を新規出店し、2021年末で1700店舗を目指すと表明している。