米百貨店コールズのガスCEO、来月退任=リーバイス幹部に

時事通信社
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米百貨店大手コールズは8日、ミシェル・ガス最高経営責任者(CEO)が12日2日付で退任すると発表した。(i-stock/jetcityimage)

 【ニューヨーク時事】米百貨店大手コールズは8日、ミシェル・ガス最高経営責任者(CEO)が12日2日付で退任すると発表した。ガス氏はジーンズ「リーバイス」ブランドを展開する米リーバイ・ストラウスの社長に2023年1月2日付で就任し、1年半以内にチップ・バーグCEOの後任となる。

 「物言う株主」の米投資会社アンコラ・ホールディングス・グループはこの日、「業務に関する深い専門知識と経営立て直しの経験を備えた経営陣へと変更するのに良い時期だ」との声明を公表。アンコラなどがコールズ取締役会メンバーとして送り込んだトム・キングズベリー氏が12月2日付で暫定CEOに就任する人事を歓迎した。

 経営難のコールズが7月、身売り交渉を打ち切ったと表明したのを受け、アンコラは9月にコールズに書簡を送り、CEOと会長の退任を求めていた。

 一方、リーバイ・ストラウスのバーグCEOは11年にCEOに就任。19年に同社はニューヨーク証券取引所への再上場を果たしている。

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