メニュー

【米CVSヘルス】医療保険大手エトナの買収を完了、約700億ドル

 米ドラッグストア大手のCVSヘルスは11月28日、米医療保険大手エトナの買収を完了したと発表した。エトナの株主に1株当たり145ドルの現金とCVSヘルスの株式0.8378株を割り当てる。買収額は総額で約700億ドル(約8兆円)、エトナの負債を含めると780億ドルとなる。


 CVSヘルスは9800店舗以上のドラッグストアのほか、簡易診療所「ミニットクリニック」を約1100ヵ所展開、薬剤給付管理(PBM)事業なども手がける。エトナを傘下に収めることで総合健康管理サービス事業者としての地位を固める。


 CVSヘルスは、今回の買収によって2020年には7億5000万ドル以上の相乗効果が期待できるとしている。エトナは今後も独立した会社として運営され、現経営陣が引き続き指揮を執る。