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【清涼飲料業界】30年度までにペットボトルを100%有効利用

 清涼飲料メーカーの団体である全国清涼飲料連合会(全清飲)は11月29日、2030年度までにペットボトルの100%有効利用を目指すと発表した。


 ペットボトルのリサイクル率は2017年度で84.8%と世界的に高い水準にあるが、近年は海洋プラスチックが国際的な問題となっていることもあり、利用者や政府・自治体、関連団体などと連携しながらペットボトルの完全リサイクル達成を目指す。


 具体策として、12月中旬から自動販売機での分別回収を促進するための実証実験を東京都内で始める。


 また、ペットボトルをペットボトルとして再利用する再生PET樹脂利用量は17年度で前年度比6.7%増の6万1300トンとなっているが、引き続きこうした取り組みを強化していく。