「アースミュージック&エコロジー」などのブランドを展開するアパレル製造小売大手のストライプインターナショナルの社外取締役に、三越伊勢丹ホールディングス(HD)前社長の大西洋氏(63歳)が8月1日付けで就任する。
ストライプは2018年2月にEC(インターネット通販)モール「ストライプデパートメント」を立ち上げたり、ホテル事業に進出したりするなど事業展開を拡大しており、大西氏が持つ知見を取り入れて企業価値の向上を図る。
大西氏は17年4月に三越伊勢丹HDの社長を退任後、18年6月に羽田空港ターミナルビルを運営する日本空港ビルデングの副社長に就任、事業開発などを担当している。
ストライプの社外取締役には、ソニー元CEO(最高経営責任者)の出井伸之氏、資生堂元副社長の岩田喜美枝氏がおり、大西氏を含めて3人体制となる。