【ココカラファイン】営業利益は35%増で最高益、18年3月期

ダイヤモンド・リテイルメディア 流通マーケティング局
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 ココカラファインが発表した2018年3月期の連結業績は、売上高が前期比3.6%増の3909億円、営業利益が35.0%増となり過去最高益を更新した。

 客数は減少したものの客単価が増え、既存店売上高は1.7%増となった。新規出店とM&A(合併・買収)を含めて利益率の高い調剤薬局の売り上げが伸び、大幅増益となった。

 ドラッグストア38店舗(うち6店舗が調剤併設)、調剤専門店20店舗の計58店舗を新規出店(閉鎖は40店舗)した結果、総店舗数は1322店舗となった。

 商品別の売上高(全店ベース)は、一般用医薬品が1.3%減となる一方、調剤が11.7%増の547億円となり、調剤が一般用医薬品を上回った。化粧品も4.1%増の1045億円と増収に寄与した。

 19年3月期は新規出店を66店舗(閉鎖は25店舗)と出店を強化する。今年4月の薬価引き下げの影響はあるが、通期での連結売上高は5.4%増の4120億円、連結営業利益は7.2%増の147億円と2期連続での過去最高益を見込む。

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