セブン-イレブン・ジャパンはフリーマーケット(フリマ)アプリ大手メルカリ(東京都港区)と連携し、「メルカリ」で出品した商品の発送を受け付ける。
メルカリはヤマト運輸と提携し、2015年4月から配送サービス「らくらくメルカリ便」を提供している。配送伝票を記入する必要がないほか、発送者の氏名・住所が商品の受取人に知られない匿名配送、全国一律の送料などが特徴で、ヤマト運輸の営業所かファミリーマートの店舗から発送できる。5月7日からは、全国約2万店舗のセブン-イレブン店舗でも発送できるようになる。
出品者は商品が売れた後、発送方法で「らくらくメルカリ便」を選択すると発行されるバーコードをセブン-イレブンのレジで提示、出品物を渡せば手続きが終了する。
メルカリは個人間での商品売買を仲介するアプリで、ダウンロード数は国内で約7000万に達する。スマートフォンのカメラで商品を撮影するだけで簡単に出品でき、メルカリ上での流通額(取引成立額)は月間100億円と日本最大のフリマアプリとなっている。