消費者庁は4月25日、良品計画に対して同社が販売していたソファ用カバーについて景品表示法に違反する行為(優良誤認)があったとして、再発防止などを求める措置命令を行った。
同社が無印良品で2015年6月から18年1月まで販売していたソファ用カバーの既製品6品目とオーダーメードの2品目について、商品タグや店頭POPに「撥水加工を施しました。」と表示していたが、実際には撥水加工されていなかった。
良品計画によれば、当該商品の生産工場を変更した際に、情報伝達ミスがあったことが原因。同社はでは18年1月以降、ホームページや電子メールで告知するとともに、当該商品の販売を停止。表示の誤りを修正したうえで、2月8日から販売を再開している。
良品計画では、商品情報の一元管理を行うほか、商品タグや店頭POPなどの作成・承認プロセスを見直すとしている。