セブン-イレブン・ジャパンは6月からスマートフォン(スマホ)向けの新アプリの配信・運用を始める。購買実績に応じた特典を付与するほか、会員情報とひも付けて購買行動の分析に役立てる。セブン&アイグループ共通のロイヤルティプログラムの導入も予定する。
新アプリの名称は「セブン-イレブンアプリ」。レジでの精算時にアプリを使ってバーコードを表示すると、「バッジ」を付与する。バッジはおにぎりや寿司など商品のカテゴリーに応じた「購入系バッジ」(当初は16種類を予定)と、購入店舗や支払い方法に応じた「行動系バッジ」(同9種類を予定)の2系統がある。アプリに決済機能はなく、現金または電子マネー、クレジットカードなどで支払う。
バッジの量が増えると「銅」「銀」「金」「プラチナ」とランクアップしていく。バッジが貯まると、クーポンや抽選ゲームへの参加権などの特典を付与する。
将来的にはグループ横断型のロイヤルティプログラム「セブンマイルプログラム」と連動させる予定だ。