東京急行電鉄とNTTデータは、商業施設や飲食店、小売業者などのスマートフォン向けアプリに決済機能を追加するサービスの提供を始める。クーポンなどを発行したり、各種の情報を配信したりする会員向けアプリに、クレジット決済機能を簡単に搭載できる。利用者はクレジットカードを持たずに店頭での支払いができ、クーポンなども同時に使える。
サービス名は「.pay（ドットペイ）」で、4月からぐるなびに提供、その後、東急沿線の飲食店、小売店などに導入を広げていく。低コストで導入可能なため、中小企業や小規模店舗にとってスマホ決済導入のハードルが下がる。支払い履歴などのデータを販売促進などに活用することもできる。
利用者は店頭で必要情報を入力すると、最短1分で登録審査が完了。店舗側がタブレットに表示したQRコードをスマホのカメラで読み取ることで支払いができる。レシートはスマホ画面で確認できる。