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【凸版印刷】電子スタンプでスマホ決済やクーポンが利用できる新サービス

 凸版印刷は2018年6月下旬から、電子スタンプでスマートフォン(スマホ)による決済や電子クーポンの利用が完了する新サービス「マルチスタンプ」の提供を始める。

 

 小売業や外食店などが発行した電子商品券や電子クーポンなどを利用者がスマホに表示し、店舗側がはんこ型の電子スタンプをスマホ画面に押すと支払い・認証が完了する。新たなシステムなどを導入する必要がないため、店舗側のコストや従業員教育などにかかる負荷を軽減できる。約340万通りの認証パターンを用いることで、セキュリティを確保したという。電子スタンプは電池や電源が不要で、メンテナンスの手間もかからない。

 

 電子スタンプはワンツーシーエムジャパン(東京都千代田区)が開発、スタンプごとに固有情報を保有しており、スタンプが押された店舗や時間を特定することができる。

 

 凸版印刷では、2020年度までに1万店舗での導入を目指す。