アルビス、公募増資などで約58億円を調達、加工センター新設などに充当

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 北陸が地盤の食品スーパー、アルビス(富山県射水市)は2月19日、公募増資と第三者割当増資で約58億円を調達すると発表した。調達する資金のうち51億円を精肉・総菜などの加工センターの建設に、残りは2019年9月までに進出を予定する中部地方での出店資金の一部に充てる。中部では岐阜県美濃加茂市と東濃地区への出店を計画している。

 第三者割当増資は三菱商事が引き受ける。アルビスと三菱商事は16年に業務提携を結んでおり、三菱商事はアルビスに約10%を出資する筆頭株主となっている。第三者割当増資の引き受けで、三菱商事の出資比率は約15%に高まる。

 アルビスは北陸3県で55店舗を展開しており、17年3月期の売上高は767億円、営業利益は25億円だった。

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