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【イオンリテール】中国のモバイル決済サービス「アリペイ」を導入

 イオンリテールは12月12日、中国で最も普及しているモバイル決済サービス「支付宝(アリペイ)」を総合スーパー「イオン」「イオンスタイル」の9店舗で導入した。2018年2月以降、本州・四国の店舗に順次導入を広げる。

 中国では約98%の人が店頭でのモバイル決済を「3ヵ月以内に使用した」と回答(日本銀行発表「モバイル決済の現状と課題」17年6月20日)するなど、スマートフォンによる支払いが定着している。

 イオンリテールではアリペイと同様のモバイル決済サービス「微信支付(ウィーチャットペイ)」をイオン成田店(千葉県成田市)など9店舗で導入しており、支払いの選択肢を増やすことで、中国からの訪日外国人客の利便性を高める。

 

 アリペイはイオン成田店のほか、イオン東雲店(東京都品川区)、イオンスタイルレイクタウン(埼玉県越谷市)など本州の9店舗で先行導入した。

 中国のEC(ネット通販)最大手、アリババ・グループが運営するアリペイのアクティブユーザー数は5億2000万人を超え、中国国内では1000万店舗以上で利用できる。日本ではローソンが17年1月から全店でアリペイによる支払いに対応している。