【日本郵便】ドローンでの宅配実験に参加、郵便局を離発着場所に
日本郵便はドローン(小型無人機)を使った荷物輸送の実証実験に参加する。実験は自動制御システム研究所(千葉市)やNTTドコモ、長野県伊那市と共同で11月13日に実施する。
伊那市内にある郵便局と道の駅を離発着場所としてドローンを飛ばし、目視外飛行時の離着陸や荷物の積み卸しの安全性を確かめる。将来的には郵便局を拠点としたドローンによる荷物配送の実現につなげたい考え。
この実験は、国土交通省が東京大学などと連携して進めている「物流用ドローンポートシステム」の研究開発の一環として行う。
ドローンによる配送実験については、ローソンと楽天が10月末から福島県南相馬市でも始めた。ローソンの店舗を拠点とし、楽天のドローンで店内調理の総菜などを中山間部に運ぶ実験を行っている。