セブン-イレブン・ジャパンは12月18日、「チルド共配日野センター」（東京都日野市）で商品配送用に電気自動車（EV）を導入する。2018年夏までに首都圏の共同配送センター８ヵ所で計25台を順次導入する予定。排気ガスを出さず、騒音も少ないEVを配送車に使うことで環境負荷の低減につなげる。
導入するのは、三菱ふそうトラック・バスが開発した７トントラック「eCanter（イーキャンター）」。1.5時間の直流急速充電（単相200ボルトでは11時間）で約100キロメートル走行できる。従来のディーゼル車と比較して、走行１万キロメートル当たり最大で1000ユーロ（約13万円）のコスト削減が可能になる。
量産化された小型EVトラックを導入するのは、これが日本で初めて。電気式冷蔵機を搭載したEVトラックとしては世界初になるという。