メニュー

【中食市場】17年度は1.1%増の8兆6719億円、6年連続増加の見通し

 矢野経済研究所によると2017年度の国内総菜(中食)市場の規模は。前年度比1.1%増の8兆6719億円(小売ベース)となる見通しだ。1.3%増の8兆5758億円だった16年度に比べて伸び率は鈍るが、12年度以降、6年連続の増加となりそうだ。

 

 高齢化や単身世帯、共働き世帯の増加を背景に、家庭での調理の手間が省ける総菜のニーズは着実に高まっている。

 

 16年度の販売チャネル別シェアを見ると、総菜専門店が33.1%、コンビニエンスストアが28.8%と2強。量販店が15.7%、ファーストフードが7.2%で続く。商品別では和風総菜や中華総菜が好調だった。