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【米ウォルマート】ネット通販の受け取り拠点、1000店舗に

 米ウォルマート・ストアーズのオンラインストアで注文した商品を受け取ることができる拠点が1000店舗に達した。9月7日にワシントン州シアトル地域の6店舗を拠点として追加したことで、計1000店舗となった。

 

 同社は店頭受け取りサービスを2013年にコロラド州デンバーで試験的にスタートした。オンラインで注文を受けた商品は、受け取り拠点として客に指定された店舗の従業員が店頭在庫からピックアップする。

 

 受け取り拠点として追加された店舗は、2017年だけで400店舗以上。ウォルマートのEコマース事業の売上高は、2?4月期が前年同期比63%増、5?7月期が60%増と足元で急伸しているが、配送料無料の店頭受け取りサービスの拠点が拡大していることも大きな要因となっている。

 

 同社の店頭受け取りサービスでは、店舗の駐車場の所定の場所に車を止め、専用の端末に注文番号を入力すると、店員が注文した商品を車まで運んでくれる。注文してから最短4時間で商品を受け取ることができる。

 

 オンラインで注文できる商品は、食品や日用品など約4万品目以上。ウォルマートによれば、オンラインで購入されている商品の半分近くが生鮮食品(日配品、ベーカリーを含む)となっている。